マッサージと整体は何が違うの?
という疑問の声を頂くことがあります。
一般的にマッサージとは、筋肉の硬い場所に指圧を加えたり、揉んだりすることで柔らかくしていく事を指します。気持ちの良いリラクゼーション的な要素が強いため、比較的表層のコリへのアプローチとなっています。
硬い場所は血流が悪いため、マッサージを行うことで血流が改善していき、その筋肉のみを柔らかくしていくことは可能です。
しかし、その場所だけの血流の改善はみられても、全身での血流の変化はみられないため、根本的な改善にはならないことが多いです。
つまり、マッサージの本来の目的はお客様に慰安(リラクゼーション)効果を与えることが目的ということになります。
そのため、マッサージを続けていてもその場では症状が良くなっても、次の日になるとまた元に戻ってしまうことが多いです。根本的な改善にはならず、いつまで経っても痛みが取れないという状態になってしまいます。
では、整体はどうなのか?
当院では、筋肉を覆っている筋膜に対して施術を行っています。
筋膜とは、皮膚と筋肉の間にある全身を覆っている膜のことです。これは頭の先から足の先まで繋がっているため、良くも悪くも姿勢との関係性が強いものになります。
筋膜は生活環境や不良姿勢、身体の使いすぎなどのストレスを受けることで、コリコリと硬くなってしまいます。
筋膜が硬くなってしまうと身体へのストレスが大きくなってしまい、姿勢が崩れて痛みや痺れが出る状態になってしまいます。
それらをしっかりほぐす為に、深層のコリまでアプローチをしていくため、マッサージと違い施術中痛いところも多くあります。
整体ではそれらの根本的な原因となっている筋膜の硬さをほぐすことで全身へのストレスを軽減させることができるので、姿勢が良くなり体の不調がなくなります。
満足感の違い?
▶︎マッサージを受けに行けば、
・施術が気持ちよかった
・リラックスできた
・疲れが取れた
というようにその時の施術の気持ちよさや施術前との比較で満足感が生まれるかもしれません。
そのため、
・痛すぎる施術が嫌い
・やってほしいところをやってもらえなかった
・逆に弱すぎてやってもらった感じがなかった
というお声が聞かれることもあります。
▶︎整体の施術では、
・施術は痛かったがこれから良くなりそうな感じがある
・今の体の状態が分かり、動きの中で変化が見られた
・痛みや症状がつらかった箇所が、施術の後で楽になった
・相談についてしっかり聞いてもらえて、解決の方法を示してもらえた
というような、中長期的に続けていくことで「お悩みの解決に繋がりそう」という実感を得ていただくことが可能です。
マッサージか整体か悩んだら?
マッサージに行くべきか、整体に行くべきか、悩まれる方もいるかもしれません。
そんな時に、今のご自身が下記のどちらかなのかを参考にしてみてください。
▶︎マッサージ
・特に生活において問題は抱えていないが、施術を受けてみたい
・根本的な解決というより、いまとりあえず施術を受けたい
・疲れているので、癒されたい
・気持ちよく眠られるくらいの刺激の施術が好き
・なるべく安く済ませたい
▶︎整体
・耐えられない痛みや苦しみが続いている
・現在の体の不調を根本から解決したい
・不調の原因を明らかにしたい
・定期的な体のケア、メンテナンスをしたい
・有資格者に体を見てほしい
当院では、理学療法士と柔道整復師の国家資格を持つセラピストが施術を行っています。全員が専門的な技術や解剖・生理学的な知識を持っていますので安心してお任せください。